もこにも
2024.03.01
もこにものつぶやき
阪田整形外科リハビリクリニックの4名の理学療法士が、皆さんのお役に立てるよう様なプチ情報を2ヶ月に1度お届けいたします。
第9回目は、もこにもの「も」 森岡が担当しま~す。
膝のO脚にはコレを試してください
当院には、膝の痛い方が多く来られます。その多くが、変形性膝関節症(膝OA)と呼ばれるもので、中でも膝の内側に強い痛みがあり、がに股のように変形するものを内反膝(ないはんひざ)といい、O脚とも言われます。
膝がO脚の方は、太ももの外側の筋肉が硬くなり、膝のお皿が外側に引っ張られ、動きにくくなることで、膝が不安定になります。その外側に引っ張られたお皿を内側に戻し、膝を伸ばしきる作用のあるのが、内側広筋と呼ばれる筋肉です。内側広筋は膝の安定性や保護に関与する重要な筋肉です。しかし内側広筋は、萎縮して低下しやすい筋肉と言われています。内側広筋を鍛えて、膝の負担を減らしましょう。
~座ってできる内側広筋トレーニング方法〜
②鍛えたい方の足の太ももの裏に手を入れておきます。
③太ももの裏で、手を押しつぶすようにしながら膝を伸ばし、足を浮かせます。つま先は自分に向かって、そらすようにします。
④膝を伸ばしたまま、5~ら10秒保持します。息を止めず、呼吸しながら行ってください。
5月の担当:もこにもの「こ」 古賀田による肩の運動です。お楽しみに~!!