院内研修会
2021.02.26
2月24日に「ロコモティブシンドロームについて」のテーマで、院内研修会を行いました。今回は理学療法士の西村先生に資料を作っていただきました。
ロコモティブシンドロームとは、運動器の障害により移動能力の低下をきたし、進行すると介護が必要となるリスクが高くなる状態のことで、和名は運動器症候群で、日本で発祥した概念であることを知りました。
最近よく言われるフレイルの身体的側面がこのロコモの深く関係しており、特に最近新設されたロコモ度3のレベルになると、このフレイルと重なる部分が多いとされています。
特に、ロコモ度3のレベルになると、何らかの運動器疾患がある可能性が高いため、整形外科専門医による積極的介入が必要であることが多く、このロコモ度3をチェックすることが重要であることを研修しました。