院内研修会
2026.10.23
10月19日に「自動車運転に関する患者指導」のテーマで院内研修会を実施しました。今回は理学療法士の西村先生に講義をしていただきました。
整形外科の現場では、上肢や下肢の外傷、手術後に「いつから運転できますか」という質問を受けることが多い。これに対しては明確な基準、法的規則もなく、「安全に自動車を操作できる能力があればよい」というのが回答であるが、具体的には、上肢ではハンドルやレバーを適切に操作する能力、下肢では座位を維持し、アクセルやブレーキを遅滞なく操作できる能力があることとなる。
より具体的には、上肢では、三角巾で利き手を固定している状態、肘関節を含む上腕からの外固定の状態では運転は推奨されない。
下肢では、ペダルの踏みかえ時は主として大腿直筋、大腿二頭筋、前脛骨筋、ヒラメ筋が関与し、特に足関節の動きが重要となるため、足関節の手術後、外傷後の運転開始までの時間がかかりやすい。