トピックス&ワンポイント/ワンポイント
2026.06.24
進行性核上性麻痺(PSP)の病態と理学療法
令和8年6月22日(月)曜日勉強会をしました。
進行性核上性麻痺とは
脳の中の大脳(基底核)・脳幹・小脳といった部位の神経細胞が減少し、転びやすい・
下の方が見にくい・喋りにくい・飲み込みにくいといった症状が見られる疾患です。
理学療法の基本方針
進行性核上性麻痺のリハビリは改善ではなく転倒予防・機能維持になります。
身体機能を少しでも保てるようにリハビリを行うことがとても重要です。
アプロ-チとして
姿勢・バランス訓練:後方重心の修正・安全な前方重心誘導・立ち直り反応の促通
歩行訓練:歩行補助具で歩行中の注意配分低下
眼球運動:“垂直性核上性注視障害”と呼ばれる眼球の運動障害があり上下左右に眼球を動かす
構音障害・嚥下障害:音読や発声練習・意識的に唾液をゴクンと飲み込む練習
進行段階別リハビリ
初期:歩行自立できればバランス・姿勢の訓練
期:転倒が増えれば補助具導入・環境調整

進行期:歩行困難となり座位保持・褥瘡予防・呼吸管理など実施