院内研修会
2024.02.02
1月31日に「関節リウマチの整理」のテーマで院内研修会を実施しました。まず、関節リウマチは「増殖性滑膜炎を特徴とする全身性炎症性疾患」と定義され、増殖した滑膜組織から炎症性サイトカインが発現し、さらに、そこから軟骨を破壊したり、骨を破壊する物質が解明されている。そして、その進行が早く、早期に関節破壊に至ることが解明され、早期の治療が重要とされています。
幸い、上記の炎症性サイトカイン、軟骨や骨を破壊に至らしめる物質に対する優れた治療薬が開発されており、いかに早期に診断し、早期に的確な治療を開始し、早期に寛解を目指し、寛解の状態を維持することが、現在、リウマチの治療の基本となっています。
今回、そのリウマチの診断方法、治療の流れ、治療薬について研修しました。