院内研修会
2023.02.24
1月25日に「頸椎の疾患」のテーマで院内研修会を実施しました。
疾患は①頸椎椎間板ヘルニア、②変形性頸椎症、③後縦靭帯骨化症、④リウマチ性脊椎炎の4つを取り上げました。①②③の疾患で生じる症状は頚椎症(頸部の疼痛、鈍痛のみ)、神経根症(上肢の神経根に一致した疼痛、しびれ、筋力低下)、脊髄症(痙性歩行、巧緻障害、膀胱障害等)であり、いずれも神経根症、脊髄症が軽減しなければ手術の適応になる場合が多いことを学習しました。
④は頸椎に存在する滑膜関節に発症し、特に上位頸椎の環軸関節に発症し、環軸亜脱臼を来たすことが多いことを研修しました。