骨粗鬆症というテーマでR8年3月23日に院内勉強会を行いました。|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

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骨粗鬆症というテーマでR8年3月23日に院内勉強会を行いました。

ワンポイント

2026.04.12

ロコモフレイル予防を最大限に引き出す保存療法

その中でも今回は骨粗鬆症というテーマでR8年3月23日に院内勉強会を行いました。

骨粗鬆症があると心血管障害、認知症も増加することが明らかになっており、2013年前までは骨量を維持することが目標であったが、2010年以降様々な骨形成薬の登場により骨粗鬆症は治る時代となっている。脆弱性骨折を起こさないための骨粗鬆症治療の重要性は高い。

現在治療薬は骨吸収抑制薬と骨形成促進薬に分けられる。骨粗鬆症治療は長期間の治療となるため両者の連続療法が必要である。骨折の危険性の高い骨粗鬆症患者では骨形成促進薬から治療を開始し、そののち骨吸収抑制薬で治療を継続することが推奨される。

骨形成薬の使用の目安は明確に決められている。

骨密度が正常の70%以下で1個以上の脆弱性骨折を有する

腰椎、大腿骨の骨密度が正常の60%未満

既存椎体骨折の数が2個以上

既存椎体骨折の判定量評価結果がグレード3※変形が強い

上記4項目のうち1つでも満たせば骨形成促進薬から、満たさなければ骨吸収抑制薬から治療を行っているケースが増えている。

※判定基準の詳しい説明は診察時院長に聞いてください

骨形成薬の種類

テリボン

副甲状腺ホルモン合成ペプチド。投与期間は24ヶ月で一生に一度のみ投与可能。週1回、週2回、毎日投与など様々な剤型があるが、自己注射が必要であることと、悪心嘔吐など有害事象の頻度が比較的高く継続率を保つことに課題がある。

オスタバロ

副甲状腺ホルモン関連蛋白の合成ペプチド。毎日、自己注射投与で18ヶ月継続する必要がある。投与は一生に一度のみ。使用時の煩雑さで高齢者の方は使いにくい。

イベニティ

骨細胞で合成される糖タンパクであるスクレロチンに対する抗体で、骨形成を促進し、破骨細胞性骨吸収を抑制する二相性作動薬。月1回医療機関で投与し12ヶ月継続という投与形態。腰椎骨密度だけでなく、骨皮質の割合が多い大腿骨近位、大腿骨頸部の骨密度も上昇させる。日本人高齢者に多い慢性腎臓病患者ではスクレロチンは高値になっているため、抗スクレロチン抗体製剤を投与することは理にかなっており、骨折治癒促進効果も期待できることが示唆されており、一生に複数回投与が可能な製剤である。

 

担当 古賀田 弘田