令和8年2月16日「ロコモティブシンドロームとフレイルに対する保存治療法 膝関節」について勉強しました|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

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令和8年2月16日「ロコモティブシンドロームとフレイルに対する保存治療法 膝関節」について勉強しました

ワンポイント

2026.03.24

令和8年2月16日
「ロコモティブシンドロームとフレイルに対する保存治療法 膝関節」について勉強しました

ロコモティブシンドロームとは(以下ロコモ)
 ロコモティブシンドロームとは、運動器(※)の障害により、日常生活に制限をきたし、介護、介助が必要な状態になるリスクが高い状態をさします

※ 運動器とは、骨、関節、筋肉、腱、靭帯、神経など、身体を支えたり動かしたりする器官の総称です

ロコモは、次のような運動器のトラブルが原因で起こります。
・筋力の低下(サルコペニア)   ・骨粗しょう症
・変形性膝関節症や腰痛       ・バランス能力の低下

ロコモを評価するいろいろなテスト

・立ち上がりテスト  10㎝から40㎝の台の高さを変えて難易度を調整する
両足や片足で立つことができるかを見る
両足で40㎝から立てないと、筋力低下の可能性がある

・2ステップテスト  歩幅の大きさで歩行能力・バランスを評価する
できるだけ大きく2歩歩き、自分の身長を超えられなければ、
ロコモの危険性がある

・ロコモ25     日常生活の困りごとを25の質問に答えて自己チェックする
16個以上該当すれば、ロコモの危険性がある

次のような変化があるとロコモの可能性があります。
・片脚立ちがしづらい     ・15分以上続けて歩けない
・階段の上り下りがつらい   ・椅子から立ち上がるのがつらい

「最近ちょっと動きづらいな」と感じたら、早めに気づくことが大切です。

 

フレイルとは
年齢とともに、体力、気力が低下した状態で、身体的機能や認知機能の低下がみられる状態を指します。75歳以上の後期高齢者における要介護の原因はフレイルが最多とされています。ロコモはフレイルを助長させる要因の一つです。

ロコモを引き起こす代表的な疾患としての変形性膝関節症
膝関節の変形や痛みを伴う疾患ではありますが、適切な介入により、健康で活動的な状態に戻る可能性もあります

介入としては薬剤や、関節内注射などもありますが、近年では非薬物療法である運動療法(リハビリ)の重要性が報告されています

最近の変形性膝関節症へのリハビリとして、注目されているのが膝蓋下脂肪体へのアプローチです

膝蓋下脂肪体(しつがいかしぼうたい)とは

膝のお皿(膝蓋骨)の下にある脂肪組織で、クッションとしての衝撃吸収や関節の円滑な動きを助ける役割を担います。神経や血管が豊富で炎症や硬化が起こりやすく、強い痛みが出る部位です。

当院では、脂肪体の動きをエコーで観察し、マッサージ等を施術することにより、痛みの軽減や可動域改善など、一定の効果を得ています。

担当:宮脇 森岡