令和7年9月22日に「頸椎症性筋萎縮症 Keegan型頸椎症」について勉強しました|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

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令和7年9月22日に「頸椎症性筋萎縮症 Keegan型頸椎症」について勉強しました

ワンポイント

2025.10.08

頸椎症(変形性頸椎症)とは?

加齢により椎間板の変性が進行し、椎体後面、鈎椎関節にトゲ状の骨ができたり(骨棘形成)、椎間関節の変形、黄色靭帯の肥厚などを生じます。結果、頸部や肩甲部に痛み、頚椎に可動域制限が生じます。

頚椎症の症状として神経症状を伴うものがあります
頚椎症性脊髄症…脊髄が圧迫され両側の手足にしびれ、巧緻性障害、歩行障害、排泄の機能障害などの症状がみられる。
頚椎症性神経根症…神経が圧迫され、頸の痛みや肩こり、片側の腕や手に痛みやしびれ、脱力感が出やすい。

神経根症の特別な病態として、
脊髄の前角細胞あるいは神経根が障害され、三角筋や上腕二頭筋の筋委縮、筋力低下が著明に起こるものを頸椎症性筋萎縮症と呼びます。
→病変はC5か6に多く、上腕二頭筋、三角筋、棘上筋、棘下筋の麻痺により肩関節の挙上・外転・外旋ができにくくなります。
痛みが少なく、腱板断裂などの肩の病変と間違えやすく、放置され、肩・肩甲骨周囲の筋委縮を伴って、受診することが多いです。

頚椎症性筋萎縮症の方の背中        正常な方の背中

担当:森・大谷