7月23日に院内勉強会を行いました|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

診療時間
09:00~12:00 / 14:00~16:00
/ 17:00~19:00

休診日
土曜午後・木曜・日曜・祝日

山陽電鉄「西新町」駅から徒歩5分

兵庫県明石市西新町1-21-13

TEL078-926-1118

お電話

お問い合せ

アクセス

問診票

ワンポイント

7月23日に院内勉強会を行いました

ワンポイント

2025.09.04

7月23日に院内勉強会を行いました。

今回は「変形性膝関節症に対する薬物治療」についてです。

変形性膝関節症では様々な要因で荷重時の力学的負荷の集中化が起こり、半月板の逸脱や変性が起こることにより衝撃緩衝作用が失われます。その結果軟骨が摩耗し関節内で痛みや変形を引き起こす物質炎症制サイトカインという物質が関節の中に放出されることにより炎症が起こります。骨棘の形成や0脚変形へと変形していくことになります。

現在の変形性膝関節症の薬物治療では膝関節の内部で起こっている炎症を抑える薬剤か疼痛自体を感じている部分の伝導系に作用し痛み和らげる薬剤と大きく2つに別れます。

➀膝関節内の局所の炎症を抑え、痛みを抑制するNSAIDs

ヒアルロン酸注射 関節局所への負荷 炎症 鎮痛効果がある 副作用が少ない

②脳での痛み刺激を抑えるアセトアミノフェン 副作用が少ない

③痛みを脳に伝える回路をブロックするオピオイド 副作用が多い

④脳から痛みを抑える回路を復活させる

 

 

担当 古賀田 山田