院内研修会
2025.07.05
6月25日に「膝関節におけるハムストリングスの重要性」のテーマで院内研修会を実施しました。今回は理学療法士の西村先生に講義をしていただきました。
「膝関節の伸展」という運動において一般的には主動作筋である大腿四頭筋が単独で働き、拮抗筋であるハムストリングスはあまり働かない。対してスクワットなどのCKC(閉鎖性運動連鎖)での「膝関節の伸展」においては主動作筋である大腿四頭筋と拮抗筋であるハムストリングスが協調して働くことを学習しました。
最近の研究から、台から片脚で立ち上がる能力を比較し、より低い台から立ち上がる能力は膝伸展力よりも屈曲力すなわちハムストリングスの筋力によるところが多いとされています。
従って、立ち上がるためには大腿四頭筋だけではなく、ハムストリングスを鍛えることが重要であることを研修しました。