5月２８日に「足根管症候群と足関節拘縮（足関節拘縮をつくらないエコー下運動療法）」のテーマで院内研修会を実施しました。

まず、足根管症候群の病態、原因を学習し、原因の中でも外傷によるものが以外に多いことを知りました。

外傷後の足関節拘縮で生じる足関節の背屈制限の多くに、長母趾屈筋腱、脛骨神経が関与し、特に長母趾屈筋腱の滑動性の低下が、距骨の動きを制限することで、背屈制限の原因となることを研修しました。

治療でも、エコー下に両者を把握し、エコー下に徒手的にモビライゼーションを行うことで、疼痛の軽減、母趾、足関節の背屈制限の改善をもたらすことを学修しました。