膝関節の構造|明石市で整形外科なら阪田整形外科リハビリクリニックにご相談ください。

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膝関節の構造

ワンポイント

2020.11.12

令和2年10月28日『膝関節の構造』について院内勉強会しました。

 

膝関節は股関節と足関節との下肢の中間にあり、骨性の安定性に乏しく、覆っている軟部組織が少ないにも関わらず、体重を支えたり、走ったり、跳んだりする運動の中心的役割を果たす関節であり、負荷もかかりやすく、力学的な障害を受けやすい。

 

【膝の構造】

人体で最も大きな関節で、膝の安定性のほとんどは半月板・靭帯・筋肉を中心とし、軟部組織に頼っています。膝関節の動きは屈伸が主体です。 歩行時にかかる荷重は体重の2~3倍、走行・階段昇降などではさらに増加します。特に階段昇降5倍、ジャンプでは10倍に増加します。

半月板の役割

半月板は膝関節の大腿骨と脛骨の間にある繊維軟骨です。内側と外側のそれぞれにあり、膝にかかる荷重を分散したり、衝撃を吸収したりする働きを持っています。

➡ 変性すると変形性膝関節症になる。

※靭帯の役割

膝につながる靭帯は、前十字靭帯・後十字靭帯・内側側副靭帯・外側側副靭帯の4本があり膝関節を安定させる働きがあり、膝を屈曲したり、踏ん張ったりするために欠かせない組織です。

※筋肉の役割

  • 大腿四頭筋(大腿直筋、内・外側広筋、中間広筋)

しゃがんだ姿勢から立ち上がれない

➡ 筋力強化が大事

  • ハムストリングス(大腿二頭筋・半膜様筋・半腱様筋)

緊張が強いと膝の伸展で伸展筋群に過度の負担が生じる

➡ ストレッチが大事

 

大腿周径OSU(膝蓋骨上縁から10cm近位)健側に比べて1cm以上短縮していれば大腿四頭筋萎縮がありしゃがんだ姿勢から立ち上れない。

➡ O脚をともなった変形性膝関節症発症する

O脚をともなった変形性膝関節症の進行を防ぐため大腿四頭筋の中で内側広筋の筋力強化が重要である

 

少ない回数から毎日 筋力強化・ストレッチを一緒に頑張っていきましょう。

何か気になる事がありましたらお気軽にスタッフまでお声掛けください

 

✿担当  川真田・三木✿