ワンポイントアドバイス

平成30年3月7日『発育期の運動器スポーツ傷害』勉強会をしました!

2018/03/20

<はじめに・・・> 

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子どもたちにとってスポーツは、

◆成長の促進
◆体力・技術・精神力・社会性(自主性、協調性、責任感、連帯感)を向上させる

    ↓ ↓

人間形成やメタボ等のリスクを減少させるために必要不可欠!

 

<成長速度曲線とスポーツ傷害>03

成長期の特徴

11~13歳の成長スパートである、身長最大発育年齢(PHA)(男子:12.8歳頃/女子10.6歳頃)を迎え、身長最終発育年齢(FHA)までの時期は、骨の長径成長速度が筋肉・など周囲組織の成長速度より速く、骨・筋肉・腱の成長が不均衡になる。

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そのため、筋・腱の柔軟性が低下し、筋・腱付着部(骨端軟骨)が未熟のため付着部障害が発生しやすい。

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骨の成熟が完成する前の16歳前後に運動強度が増加することが疲労骨折の要因と考えられる
(骨の強さは長さよりやや遅れて増加する)。

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<年齢に応じた運動、スポーツの指導と注意点>

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●プレゴールデンエイジ (5~8歳頃)
・脳、神経系が発達する

・バランス動作習得、反射神経訓練など
      ⇒ ⇒ ⇒ 技術力(スキル)の訓練を行う

・身長増加が活発になるまでの時期は、しなやかさを要する運動にも適している
 (例)体操、新体操、フィギュアスケート

★オリンピックメダリストの羽生選手、宇野選手も幼少期からスケートを始めていました!

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●ゴールデンエイジ (9~12歳頃)

・呼吸、循環が発達する

・校内1周駅伝など ⇒ ⇒ ⇒ 持久力(スタミナ)の訓練を中心に行う

*成長・発達に個人差が現れる時期であり、個々の成長に応じた訓練を実施する

*成長軟骨が残存している場合は、反復動作や強度負荷は避ける
(成長軟骨とは・・・発育期の骨の端にある、成長をつかさどる軟骨層のこと)

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●ポストゴールデンエイジ (13~16歳頃)
・筋、骨格系が発達する

・筋力トレーニングなど ⇒ ⇒ ⇒ 筋力(パワー)を指導する

*強いパワーを発揮する動きは、筋の収縮力が成長軟骨層を破壊してしまう裂離骨折を発生しうる成長軟骨層が閉鎖した時期(男:17歳前後、女:15歳前後)以降が望ましい

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◎成長期は、発育・発達に個人差があり、個々に応じた運動指導や様々な運動や競技を体験させ「動きを作り、反復ストレスをかけない」ことが必要!!

 

笠井・河野  

(質問・疑問等あればいつでも問い合わせてください)